「動画を撮った!さぁ、Final Cut Pro Xで編集だ!」
Final Cut Pro Xを開いて初心者がまず迷うのが、よく見る編集の状態にしたいけど、どうしたらいいのだろうかと迷うはずです。編集に入る前の下準備のやり方を紹介します。
Final Cut Proのインターフェースについて
Final Cut Pro Xを開くとこのような画面が出てきます。はじめに行う動画や音楽のデータを呼び込むのは左上の部分になります。

この部分でデータの管理を行います。

ライブラリ−イベント−プロジェクトandクリップ
Final Cut Pro Xでのデータの管理は
「ライブラリ」の中に「イベント」
「イベント」の中に「プロジェクト(編集データ)、クリップ(本素材)」
の構成で行われています。

まとめ方はその人次第かと思いますが、例えば中国旅行で広州、上海を旅行して動画を撮ってきたとすると下のような構成を作ればいいと思います。

操作としては下記をしているだけです。
①ライブラリー「中国旅行」を作る
②ライブラリ内にイベント「広州」を作る
③イベント内にプロジェクト「編集data」を作る
④メディアを読み込む(動画・音楽の素材)
①〜④をFinal Cut Pro X上でやってみる
①ライブラリーを作る
「ファイル」→「新規」→「ライブラリ…」をクリック

すると、下の画面が出ると思います。

名前を「中国旅行」でムービーのフォルダに保存します。すると、Final Cut Pro X上にライブラリができます。

また指定したフォルダにもライブラリができています。

②イベントを作る
先ほど作った「中国旅行」ライブラリを指定して、その中にイベントを作ります。(実は2020-09-07が勝手にできていたりします。)
「ファイル」→「新規」→「イベント…」をクリックします。

すると次にイベント名の入力とライブラリの選択が出ます。名前は「広州」を入力しOKをクリック

「広州」のイベントができます。

③プロジェクトを作る
「ファイル」→「新規」→「プロジェクト…」をクリック

プロジェクト名「動画data」をイベント「広州」に作ることを指定し、OKを押します。

プロジェクトができ、動画の編集を行うタイムラインが表示されます。(下半分エリア)

④メディアを読み込む(動画・音楽の素材)
「ファイル」→「読み込む」→「メディア」

動画素材・音楽素材を選択する画面になります。使いたい動画を選択し、「選択した項目を読み込む」をクリックします。細かい設定はありますが、ここでは割愛します。

プロジェクトの下に素材が現れます。これで準備完了です。

まとめ
以上で準備が完了です。基本的な準備は理解できましたでしょうか。あとは動画・音楽素材を下のタイムラインに持っていき、編集を行うだけです。
次回はこれら全てにショートカットキーを割り振って効率化をしていきます。