これからの時代に求められる行動の指針を示してくれる本。ホリエモンこと堀江貴文の考え方、働き方を交えて、これからの時代には行動の多さが自身の価値になることを示している。これからの若者、社会人にも自分のあり方を振り返らせる一冊。僕が特に大事な考えと思ったものを示していきます。
インターネットで専門性を容易に習得できる
インターネットには専門性を磨くための材料がたくさんあり、それを拾い集めることでエキスパートに簡単に近づけるということ。確かにyoutubeやオンラインスクールで簡単に学べる時代になったと実感している。寿司屋の技術は寿司屋に弟子入りし何年も学ぶ必要があったが、今や必要な知識をインターネットで手に入れ、実践を積み重ねお店を構える人もいるそうだ。
行動を多くとったものが新しい価値を生み出す
そんな現代では一つの専門性に固執するのではなく、複数の専門性を持った人間になることで、新しい価値を生み出せる価値のある人間になることができる。
・1つの分野で1/10000の存在
(伝統工芸の職人さん)
・2つの分野どちらでも1/100の存在→1/10000の存在
(英語通訳者+京都観光知識→スーパーガイド)
個人的には色々な知識があって、自分の幅が広がっていくことを大事にしたいので後者のアプローチの方が自分もしっくりくる。この考え方の面白いところは、どの分野での専門性を持つかの組み合わせで、他人と差別化できることです。「自分が何者かになれる」しがない会社員の僕はこれが一番欲しい。
行動が多ければいいわけではない
注意しないといけないのが、ただ行動が多ければいいという訳ではないということだ。あれもこれも矢継ぎ早にやるのではなく、ある程度のやり込みが必要になります。
飽きたらやめて次へ
そう聞くとやりたくないと思う人もいるかも知れませんが、まずやってみて、飽きたら別のやりたいことに挑戦してみればいいだけです。多動力の始まりは興味と好奇心。ポイントは実際にやってみて判断することです。浅く学んだ知識でもどこでつながりを持って価値を生み出すかわかりません。
まとめ
この本から僕が学んだ姿勢ですが、失敗してもいいので行動を多く挑んでいこうと思います。最後にざっくりまとめです。読むことで自分を奮い立たせることができるかと思います。
・インターネットで専門性を簡単に学べる時代
・専門を複数持ち新しい価値を生み出せる人間になる
・専門の習得にある程度やり込み必要
・飽きたら無理せず次の興味があることにすすむ
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