はじめに
株式投資のはじめの一歩は株を買うことですが、その一歩を踏むことはなかなか勇気がいることです。僕も始めるときは損をしたらどうしよう?利益をどうしたら出すことができるのだろうか?といったことを考えて、なかなか投資を始めることができませんでした。そんな僕の投資開始を後押ししてくれた株の本を紹介します。
僕の実績
僕が投資を実施した期間は2019年1月から2021年1月です。コロナショックで大きくマイナスを受けましたが、元本を少し割ったぐらいのところを維持しています。現状の結果はいまいちですが、+50万まで含み益をコツコツと伸ばした時期もありますし、コロナショックでのマイナスを30万ほど返したりしました。基本的には今から紹介する本がベースになります。
本の紹介
僕が参考にした本は「世界一やさしい株の教科書1年生」です。これ1冊だけです。2年間この本に書かれた内容をベースに投資判断をしてきました。この本を読めば分かることを書いていきます。
この本から学べること
この本から学べることはたくさんありますが、初心者のうちに学べてよかったことは、逆指数発注の具体的な使い方・株価の基本的な挙動の2点です。
− 逆指数発注
逆指数発注とは注文の仕方で条件付きでの発注ができます。
・○円以上になったら△円で買う
・○円以下になったら△円で売る
といった注文になりますが、これをすることで何が嬉しいかというと
・投資判断を先にしているので、日中放置できる
→僕は朝に注文を入れて、日中仕事を行って、夕方に結果をみるという投資スタイルを2年間実施しています。サラリーマンでも無理なく続けられる。
・感情が介在しない投資ができる
→一日中株の変動を見ていると注文を変更したくなる時があります。例えば含み損が膨らんでいるが、反発が来るのではないかと思っているとロスカットラインを下げたくなる時があります。投資を検討をしっかりする習慣と感情に左右されない投資ができます。
− 株価の基本的な挙動
株の挙動を移動平均線を交えて説明。その中で売りと買いタイミングと注文の入れ方が説明されます。実際の株の変動がこの内容にぴったり合うかと言われるとそうではないですが、大体の傾向はあっています。
下記の記事の株価予測も数ヶ月にわたって株が3段階で落ちて、そこが見えて、移動平均線を下から株価が超えて、上昇トレンドに入ったと判断。そのあとは株が3段刻みで立ち上がっていく傾向をベースにして売り買いの判断をしています。
まとめ
本当に本の表面だけの情報を紹介しましたが、株のやりはじめの足掛かりとしては十分で利益の取り方、リスクの管理の仕方、それらの具体的な発注の仕方が載っています。株を始めたい方にはお勧めの一冊です。