以前こんな記事を書きました。
上の記事では何をしているか分かるように、マウスでの操作方法を紹介しました。今回はそれらの作業をショートカットキーで行う方法を紹介します。ショートカットキーは覚えただけ処理速度が上がりますので、作業効率をあげたい人におすすめです。また、ショートカットキーの割り付け方法についても説明します。
やることのおさらいと対応するショートカットキー
前回行った操作とそれに対応するショートカットを下に示します。ちょっとしたことですが、操作が簡単で早くなります。
①ライブラリーを作る
→初期設定ではショートカットキーがないので設定
②ライブラリ内にイベントを作る
→「option+N」 覚え方:Newの「N」
③イベント内にプロジェクトを作る
→「command+N」 覚え方:Newの「N」
④メディアを読み込む
→「command+I」 覚え方:Insert(挿入)の「I」
ショートカットキーを自分仕様に設定する方法
先ほどライブラリの新規作成のショートカットキーが初期設定ではないと書きました。実はショートカットキーが設定されているものは項目の右にキーコマンドが書いてあります。先ほどの「プロジェクト/イベント新規作成」のショートカットキーも確認できます。逆に設定されていないものは何も表示されません。「ライブラリ新規作成」にはショートカットキーはやはりありません。

ショートカットキーの設定はコマンドエディタで行います。ここでもショートカットキーを使ってみましょう。コマンドエディタを開くショートカットキーは
command+option+k
すると下のような画面が出てきます。

グレー以外の色がついている部分にショートカットキーが割り振りされています。command、shift、option、controlを組み合わせて押すとそのコマンドの組み合わせで割り振られているショートカットキーに色がつきます。
さて、今回はライブラリ新規作成のショートカットキーを割り振ります。空いているコマンドを探して今回は
command+option+L
に割り付けることにします。
やることはコマンドを選んで割り付けたいショートカットキーを入力するだけです。下のような手順でやるといいでしょう。

すると、こんな警告が出るので、「コピーを作成」を押します

コマンドセットに名前をつけます。今回は「カスタム1」とし、OKを押します。

すると下図のようになると思います。あとは保存ボタンを押せばコマンドセット「カスタム1」が反映され、先ほど設定した「ライブラリ新規作成」のショートカットキーが使えるようになります。

まとめ
動画編集の事前準備でしていたことのショートカットキーでの操作方法を紹介しました。また、ショートカットがないものに関してはオリジナルのショートカットキーの設定方法を解説しました。効率的に作業を進めるコツになりますので練習することをお勧めします。